セルプール 特許取得形状 お尻の為の枕「フォー・ユア・ヒップ」Ⅱ
通常販売価格(税込) | ¥16,500 |
商品の仕様
- 詰め物:ウレタンフォーム(セルプール)
中袋:ポリエステル100%(3Dメッシュ)
側:表側=再生繊維(テンセル)100%、裏側=ポリエステル95%、ポリウレタン5%、中糸=ポリエステル100% - サイズ: 約 奥行40×幅40×高3~7cm
- 原産国:ウレタン オーストリア製、側地:中国、仕上げ加工:日本
“座っている時のお尻と姿勢を快適に!”をコンセプトに設計された特許取得形状 フォーユアヒップ!まさにお尻の為のまくら! 楽に座るは当たり前!寝具メーカーである篠原化学が本気で取り組んだ座り心地に徹底的にこだわったカバーにリニューアル。 クッション後部両サイドには「サイドカット」を施すことにより車のシート等にもより奥深くまでセッティング可能に。 芯材に傾斜を施すことにより、加齢や悪い生活習慣とともに衰える筋力をサポートする事を目指すことを目的としている。 理想的な座り姿勢(セミスタンディング・ポジション)を習慣化する事により、イキイキした毎日を過ごしましょう! 「お尻に敷くことを前提としてお尻に適した硬さで発泡」されている。さらにシートに角度と形状をもたらすことにより筋肉を使用する意識をサポート。 座わっている間は骨格(着座時の姿勢)と筋肉(着座時の座圧分散)を同時に意識できる仕様。
開発の経緯
加賀三枝が睡眠健康指導士講習で『質の良い睡眠の為には日常の生活習慣が大切』という話を各界の先生から聞き、生活習慣の見直しと向き合うように。特に注目したのが着座時間。日本人の平均的着座時間は7時間といわれている。この時間を快適に過ごす方法として開発したのが「フォーユアヒップ」。体の負担を軽減しながら楽に座る事を目的とした。起きている時間を充実させる事も睡眠にとってとても大切な要素と考えている。
自身のリハビリから学んだ7度の傾斜
本品の形状及び角度については開発者である加賀三枝自身が30代の頃にスポーツ損傷による重度の腰痛に悩まされた事に起因する。MRI診断の結果、自身(加賀三枝)が脊椎官狭窄症および椎間板ヘルニアであることが判明。当時の主治医(スポーツドクター)の指導のもと、リハビリを重ねつつ腰に負担のかからない座り方をご教示頂いた。その経験からテニスボールひとつ分の高さを椅子に座ったときの一番奥あたりにもうけ、約7度の角度を持たせることが身体に負担の少ない腰が立った座り姿勢になることを学んだ。この状態を「セミスタンディング・ポジション」といい、立ち上がりも凄く楽である。シートクッションは座り心地も良く、さらに立ち上がりもしやすい形状が大切であると篠原化学は考えている。
特許取得の独自形状
人の背骨のS字カーブはもともと立っている時に重い頭を支える為に進化した構造体。つまり人は座り姿勢での背骨のS字キープを得意としない為、座った時には背骨がC字状態となってしまいがち。結果、骨盤を少し傾け前かがみの姿勢になりがちである。このような姿勢は内臓を圧迫し、コアが正しく使えていない状態。1日平均7時間ともいわれる座っている間、内臓、並びに腰椎に負担をかけた状態となるばかりでなく、この姿勢が習慣づいてしまうことは非常によろしくない。そこで開発されたのが本品。座り姿勢において、背骨をS字に保つ為には太ももの付け根の角度をあまくして(約120度~130度)セミスタンディング・ポジション(半立ち座り)にする事が有効。この姿勢は骨盤を意識しやすいため抗重力筋である腹直筋や脊柱起立筋の働きをサポート。抗重力筋は重力に対して立位姿勢をバランスよく保つために必要な筋肉です。
本品本体に約7度の傾斜をつけることにより正しい姿勢を楽に保持する事に成功。
姿勢を保持する事によりS字湾曲を促し、抗重力筋の働きをサポート。
良い座り姿勢を意識し、7度の角度によって立ちあがりなどの次の動作もサポート。
※構造体で特許取得
※抗重力筋とは➡脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)、腹直筋(ふくちょくきん)、大臀筋(だいでんきん)、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)などの筋肉。
立っている時に自然にこれらの筋肉を使ってバランスを保っている。
アダクタースリットで安定した座り姿勢を
座った時に足が開いたり、ついつい足を組んだりする経験はありませんか?これは内転筋と呼ばれる太ももの内側の筋肉=内転筋群の衰えによっておこると言われている。内転筋群は脚を内側に閉じる時に使われる筋肉。本品に施されたアダクター・スリットは座るだけで太ももを内側に引き込みやすい構造体であるため座り姿勢が安定。
認知心理学・行動心理学に基づくデザイン
このシートには前端に形成された左右配置部にユーザーの右足、左足の大腿部を入れ込むためのカットが施されている。これは認知心理学・行動心理学に基づく考え方で、人は物を見て認識した時にどのように行動したらよいかを判断する。 例えば、人が見た方向が気になりついつい何だろう?と、見てしまう。人が水を飲むとなぜだか同じく飲んでしまう。トイレに行くと自分も行きたくなる、黄色い線があればそこで止まる、行列に白線などが引いてあればその線に沿って並ぶ、なども過去の経験による行動心理および認知心理。 認知心理学を応用した本品のデザインは、直感的に用意された左右の配置部に足を置くことを誘導する。その事により足を組みにくく開きすぎたりすることできにくい仕様で、常に足を内側に引き込む動作を誘導して着座姿勢の安定をサポート。
3つの座るをサポート
本品は向きを変えることによって生活に必要な“3つの座る”をサポート。(①椅子に座る/②椅子にゆったり座る/③床に座る)
①椅子に座る(スタンダードアクティブモード)
下り坂傾斜で使用することにより、ユーザーが座面に座るとユーザーの膝が下がり、骨盤が立った状態にしやすく、腹直筋、腹斜筋、腹横筋などが屈折しにくくなる姿勢を意識できる。 結果、脊椎の生理的湾曲(S字カーブ)が形成された状態(セミスタンディングポジション)を維持しやすくなり、容易に良い姿勢をとることが出来る。上述の通り座った時、約7度の傾斜を持つ構造体により通常の直角に座るシートと比較して普通に座った状態で大腿部が下がった状態、すなわち半立ち座り(セミスタンド)=約120度~130度を目指す。この姿勢で腰を伸ばすことで体のバランスを取ろうとする。これは人間に備えられた体制神経の働きによって均等を保とうとする働きの一つ。この時に背筋を伸ばすことで背筋を使うと同時にお腹の内部の筋肉を使う。この動作は例えば、人は上り坂では前に重心を置き、下り坂ではすこし後ろに重心を持っていき、バランスをとりながら歩く事と同様。その結果、本品に座ると骨盤を立てやすく姿勢を意識しやすいため、椅子にきちんと座る事が楽にできるのである。
②ゆったり座る(リラックスモード)
シートの向きを変えて上り坂傾斜で使用することにより背もたれにゆったり寄りかかる姿勢が楽にできる。この時もユーザーの大腿部の付け根の角度は直角でなく約120度~130度を目指している。骨盤は立ったような状態になりZ状の姿勢でリラックスできる。高級なソファーなどによく見られる技法で座った時に腰をやや深めに安定させつつも体に負担の少ない姿勢を目指した。食後やTVを見る時間、家でくつろぐ時、就寝前等リラックスモードに切り替えるのも良いでしょう。
③床に座る(正座/長座モード)
日本人の生活習慣に欠かせない動作として正座という座り方がある。アダクタースリットという特殊な形状を利用して太ももとふくらはぎの間に本品を挟むことにより膝の過屈曲を和らげ、楽に正座をすること出来、正座による膝への負担を軽減出来ます。長座時に足を伸ばしても座っても楽な姿勢を保持することが出来る。
ランバースリッド~仙骨への圧迫を軽減)
長時間座る時に意外と気になることがシートによって仙骨が圧迫される事。あらかじめ仙骨が当たりにくい傾斜に設計されていますが、さらにランバースリットというカットを施す事により仙骨圧迫の負担を軽減しています。
起用したのは「高密度・高弾性・高通気・ムレにくい」セルプール。ヨーロッパの技術です。
ヨーロッパ屈指のウレタン発泡メーカー“ネベオン社”。航空機、ユーロ鉄道、自動車等のシートや医療用車椅子シート等の開発を手がけ、その品質にはゆるぎない信頼と実績がある。オーストリアの誇る2大メーカーである、ネベオン社の高密度・高弾性・高通気ウレタンフォームとセルロース繊維のリーディングカンパニー“レンチング社”のテンセルを使い、夢の共同開発による革新的な吸放湿性をもつウレタンフォームが誕生。まるで呼吸をするかのようなウレタンフォーム。天然の樹木のセルロース繊維から成る“テンセル”はレンチング社が開発した天然由来の素材。このテンセルをパウダー化し、ウレタンフォームの分子の構造の中にコンバイン(統合)。それによって頭部を蒸れにくい状態にし、快適な睡眠へと導く。さらにウレタンフォームはオープンセル構造で、その表面にはデクビトスカットが施してあり空気の通り道があることによって通気性も抜群。また、やわらかくも高い反発弾性(55%)を備えており、座った瞬間に優しく包み込みつつしっかり持ち上げてサポート。
日本の第三者検査機関において「復元率99.5%!」厳しいドイツの耐久試験(工業規格)「LGA」も取得(99点取得)
フォーユアネックピローで証明されている通りセルプールは高い耐久性を誇る。8万回の圧縮残留ひずみテストで復元率はなんと99.5%。素晴らしい試験結果であるため、長くお使いいただける。また、ドイツの工業規格“LGA”を取得。これは製品の耐久性を調べる非常に厳しい公的試験。そこでも100点満点で99点を取得。圧倒的な信頼のおけるウレタンフォームであることが証明されている。間違いのない品質によって生み出されているものであることから、安心の「1年間保証」を本品につけている。
※1年保証=ウレタンフォームの著しい厚み低下(2cm以上)が生じた場合。側生地の汚れやほつれなど対象外。
贅沢なコア(ウレタン)には贅沢なシェル(側地)
ウレタンフォームだけでなくシェル(側地)の表側部分にはテンセルを100%使用している。これによりしっとりとした肌触りを実現。テンセルは素材特性上優れた吸水性と吸放湿性がある。また、ウレタンフォームにも吸放湿性があるため座った時にムレにくい状態にし、快適な着座時間へ導く。シートクッションを「お尻のまくら」と考え選定したこだわりの生地である。そして肌あたりは驚くほど柔らかで滑らか。テンセルは公定水分率が11.0%もあり、ポリエステル系合成繊維(0.4%)と比較して約27.5倍と非常に高い数値。非常にしっとりとした素材で肌にまとわりつきにくいことから、寝具製品以外には高級な下着などにも使用されている。フォーユアネックピローやネムレルトッパーと同じ500gsmもある極厚のジャガード3層ニットで「cellpur」のロゴを表現することでクラス感のある仕上げとなっており、セルプールのシートの中では今までにない最高傑作であると言える。
こだわりの3Dメッシュ中袋
贅沢なシェル(側)を外すとそこに見えるのはcellpurとプリントされた確かな品質を感じさせるウレタンフォーム保護カバー(=中袋)。中袋もしっかりこだわりを持ち、試作・試作&試作で辿り着いた仕様。手洗いがすることができるウレタンフォームだからこそ、それを保護するカバーにもこだわった証。
カバーの裏面を「ノン・スリップ加工」にリニューアル
ツルツルの素材でできたビニールの椅子等でも前すべりが起きにくいようにシリコン樹脂加工を採用。更なる安定した着座姿勢を目指しました。シリコン樹脂は耐熱性に優れ哺乳瓶の乳首や調理器具(ヘラやトング)等の日用品にも使われている身近な素材です。また、PVC合皮レザー生地で滑りにくさの検査を行ったところ、従来品と比較して「2倍以上の滑りにくさ」であった。
側もカバーも中材も、お洗濯可能
側やカバーは洗濯機で洗えるのは当然のことながら、なんと本体(中袋付きウレタン)は手洗いすることが可能。カバーを付けても、何度も側地を洗濯しても・・・やはりニオイや汚れは「本体の奥深く」まで染み付いてしまっているはず・・・!そんな不安、不衛生さを解消できる嬉しい高い耐洗濯性。手洗い後は、ウレタンの水気をタオル等で吸い取り、日陰で平干しにするだけのイージーケアで清潔を保つことができる。
セルプールシリーズ 推薦者・愛用者・受賞歴
推薦者
・オーストリア大使館商務部参事官、インゴマール・ローシュミット氏
・オーストリア、ジィクムンドフロイト病院教授、マンフレッド・ヴァルツル氏
愛用者
・奥飛騨温泉郷 かつらぎの郷 女将 小瀬京子さん
・プロウエイクボーダー、手塚翔太氏 等の多くのアスリート
・整体師、柴田氏
・ピアニスト 大村圭子さん
受賞歴
OMOTENASHI SELECTION (おもてなしセレクション) 2023年 受賞
おもてなしセレクションは、日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に、2015年に創設されたアワード。
おもてなしセレクションは、民間企業20社以上で運営しており認定に際しては日本在住の外国人有識者による現物審査を実施している。
使う人を思いやる心から生まれたこだわりの技、伝統を継承しながらも現代に向けて改良を重ねる創意工夫の活動を「OMOTENASHI」「GLOBAL」の基準で評価。
「世界に発信したい“日本ならでは”の魅力にあふれている」と認められた対象を、おもてなしセレクション受賞商品・サービスとして認定している。
公式サイト:おもてなしセレクション
セルプールシリーズ 採用例
・オーストリア大使館(東京)
・秘湯の湯百選に選ばれた “奥飛騨温泉郷 かつらぎの郷”などの高級宿泊施設
・大型クルーズ船
・ウィーンのアウガルテン宮殿内にあるウィーン少年合唱団寄宿舎
・あさひ自動車学校(愛知)