SDGsへの取り組み


株式会社篠原化学は、寝具製品の企画製造販売(輸入・卸売・小売)の事業を行っています。「すべての人々が睡眠を通してもっと健康に」をスローガンに掲げ、より快適に眠るための製品開発・研究に日々取り組むかたわら、WEBメディア『快眠タイムズ』の更新を行い、地元名古屋から全国に快眠情報を発信し続けています。その一環として、世界基準の社会的目標である「SDGs」の達成にも取り組み、理念の達成、また、全国の企業が取り組むSDGs活動のサポートしてまいります。

 


SDGs(エス・ディー・ジーズ:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月、国連サミットにて193の国連加盟国の間で採択された、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている2016年から2030年までの国際開発目標です。「世界を変えるための17の目標」により構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むべきユニバーサル(普遍的)なものであり、日本政府も積極的に取り組んでいます。

 


 

当社では「より質の高い睡眠」を適える寝具の研究・開発をしております。 質の高い睡眠がとれれば爽快に目覚めることができ、日中のパフォーマンスが向上し、健康的に一日を過ごせるようになります。元気な日々を積み重ねることで健康寿命が延び、一億総健康社会の実現に寄与したいと考えています。

 

 

 

 

衛生的に使用できる寝具に留まらず、介護保険の対象となる「車いすのシート」など福祉用品も製造・販売しております。

 


 

当社では希望をする社員に様々な資格取得の支援を行っています。一例ですが、(社)日本睡眠教育機構が養成と資格認定を行っている「睡眠健康指導士」の資格取得や、繊維に関する資格の取得を支援しております。また、消費者の方から眠りや寝具についての様々な相談のお電話があっても、適切な回答ができるような態勢をとれるよう取り組んでいます。

 

 

 

2019年には、SDGs・寄贈型私募債「未来への絆」にて地元の教育機関に寄贈・寄付も行いました。

 



 

当社では子育てママさんの採用をし、仕事と育児の両立を応援しています。産前産後休業や育児休業の制度、そして、育児休業後に復帰をした際には時短勤務制度をしっかりと設け、安心して働くことのできる環境づくりに取り組んでいます。

 


 

当社のオリジナル商品のウレタンフォームにも側生地にも、世界的な認証システムである「エコテックス スタンダード100」の認証を受けています。有害物質が製品に含まれない、または基準値以下である、人と環境に優しい商品であることを証明しています。アレルギーをお持ちの方、敏感肌の方、健康・美容に気を使われている方に対応する商品です。赤ちゃんや小さなお子様にも安心、安全な商品になるよう心がけています。

 

また輸送、配送に関しても、大物商品のエコロジー梱包を実施しています。例えば、大きなマットレスを圧縮ロールすることにより体積を約1/3にしています。これにより輸送時に使用するはずだった石油燃料の削減、そして発生するはずだった排気ガスの削減が可能になりました。

 

<エコラテ・エリート14cmシングル(マットレス)の場合>

輸送に伴うCO2排出量が製品一点あたり2.14kg削減 削減率53%

 

 

このように梱包方法から環境に配慮をし、製造責任を持ち環境対策に努めています。また、プラスチック等のゴミが極力出ないように、ビニールや段ボールなどの資材はリサイクルをするよう取り組んでいます。

 

気候変動対策は、CO2削減目標とバイオエネルギーの利用によって支えられており、エネルギー効率の向上、熱電変換​​技術、再生可能燃料、石炭から天然ガスへの切り替えを行っております。当社のパートナ企業の一つであるオーストリアのレンチング社はInnovative by Nature(自然による革新)をテーマに掲げ、「自然にプラス」の持続可能性戦略に取り組んでいます。

 

 

 

オーストリアとチェコスロバキアの工場でのバイオリファイナリーのコンセプトは、持続可能な生産の基準を設定し、2019年より新しい環境モジュールを実装して透明性を向上させています。

■2022年までに硫黄排出量を50%削減する。(基準年2014)
■2022年までに特定の廃水排出量を20%削減する。 
■2030年までにCO2排出量を50%削減する。


ユーカリなど原料の一部である木材は、持続可能な森林経営から調達しています。

2018年より始まった森林再生プロジェクトにて森林を保護し、保全に貢献しています。 そして当社では具体的なCO2削減目標を掲げるため、SBTにも取り組んでおります。

SBT(Science Based Targets)とは、産業革命時期比の気温上昇を「2℃未満」にするために、

企業が気候科学(IPCC)に基づく削減シナリオと整合した削減目標を設定することです。

 

2018年度を基準年とし、その年のCO2排出量を計算し、2030年、2042年に向けて目標を設定しました。

今後、電気の使用を再生エネルギーのものに替えたり、ガソリン車をEV車に替えるなどして、
CO2排出を削減していきます。            

 

 

 


 

当社の海外の取引先もSDGsに積極的に取り組んでいます。相互が目標達成のために、仕事のことだけでなくSDGsについても意見交換をしています。


 

2020年より、地方創生SDGs官民連携プラットフォームの会員となり、様々な団体・企業との連携に取り組んでいきます。

 


 

 


 

 


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